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王位戦の終わり、最近読んでる棋書など

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王位戦は昨年度の竜王戦と同じく、タイトルホルダーの深浦王位が3敗してから逆転の4連勝で防衛となった。

木村八段にはぜひタイトルを獲ってもらいたいなと思っていたけれど、3連敗から4連勝の粘りはさすが深浦王位というところ。

深浦王位は竜王戦の挑戦者決定三番勝負で森内九段に敗れていたので、なんとしてもタイトルを死守しなければという必死の気持ちで指していたのかな。


最近、大山康晴十五世名人の書いた棋書を読むことが多い。

もちろん古い本なんだけど、内容は今読んだって十二分に勉強になる。

また、最近の棋書と違って、単に手順の研究結果の良し悪しや変化についてだけ触れるのではなく、

「こんな手は空き巣狙いみたいな手で成功するはずがない」

「ここで金をあがらないようでは将棋を知っているとはいえない」

などなど、言い回しもなんとなく面白くて、定跡本というよりは、将棋を題材に取った大山十五世名人の小説、というと言い過ぎかもしれないけれど、何かエッセイ的なニュアンスも感じられて楽しい。

投稿者 6we8mk | 返信 (0) | トラックバック (0)

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